子宮内膜の薄い人超音波検査で胚移植時に、子宮内膜の厚さが8mm以下の薄い方については妊娠率が低いために、そのまま胚移植を行わずに胚凍結し、子宮内膜の状態がいいときに移植を行っております。 凍結胚によって妊娠・出産した子供に特に異常が多いなどの報告はなく、医学的にもこの技術は確立していると考えられております。 凍結胚移植の方法は、自然周期法かあるいはホルモン補充周期法により子宮内膜の最も良い状態のタイミングで凍結胚を融解して胚移植を行います。 これらの方法でも子宮内膜が厚くならない方は、自然周期法かあるいはホルモン補充周期法の際に、バルデナフィル腟坐薬や低用量アスピリン(バファリン)をいっしょに使用しております。 海外の報告では、子宮内膜の発育不良な方に対して、バルデナフィル腟坐薬や低用量アスピリン(バファリン)が使われ、子宮内膜への血流を改善して子宮内膜が厚くなることが示めされております。 バルデナフィルとは商品名:レビトラの成分名であり、有名なバイアグラと似たような薬剤で、男性に使用すると勃起障害の治療ができます。低用量アスピリンは、血小板の凝集を抑制し血液をサラサラの状態にすることで血流を改善する効果を期待できます。 当院ではその優れた効果に期待し、子宮内膜が薄い方にバルデナフィル腟坐薬や低用量アスピリンを使用しております。 発疹・頭痛・頻脈・肝機能障害などの副作用の可能性があり、心臓病・血圧の異常な方は使用できませんので主治医の先生と相談してください。
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