卵子凍結法

悪性腫瘍に対する治療の成果が上がり、将来自己の子供が持てる可能性が大きくなってきています。

しかし、その際用いられる化学療法と放射線療法は、精巣、卵巣に対して毒性を有しているため、治療後妊よう性が著しく低下する可能性があります。

日本でも癌治療前の精子・卵子凍結が死亡後廃棄を条件に容認される方向にあります。

しかし未受精卵子は球形であるため、浸透圧変化による影響を受けやすい、核が分裂中期にあるため、

物理的損傷を受けやすいなどの理由で、受精卵と比較して損傷率が低い事が問題点でした。

しかし、現在では、凍結方法の改善により、60%以上の生存率が報告され、分娩例も多数報告されています。

2PN胚、分割胚、胚盤法においても、当院では、従来の緩慢凍結急速融解法に対して、ガラス化法(Vitrification法)が使用され、

90%と従来の方法と以上の高い生存率が得られています。